従来のうつと新型うつ病の違いを徹底解剖!

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うつ病の種類と対処法

近年、テレビや雑誌などで「うつ病」という言葉がよく聞かれるようになりました。若者がうつ病を発症した、などという話を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。うつ病は、もはや他人事ではありません。時に「心の風邪」とも呼ばれるほど一般的な病気になりつつあります。いつ、誰がかかってもおかしくはない病気へと変貌を遂げているといっても過言ではないでしょう。もし、自分の身近な人がうつ病にかかってしまったら、どのように対処したらよいのでしょうか。うつ病は、大きく分けて2種類存在します。1つは「定型うつ病」と呼ばれるものです。一般的にうつ病といえば、こちらを指すことが多いです。抑うつの症状が大きく出ることが特徴で、抗うつ剤による薬物療法を中心とした治療を行います。2つ目は「非定型うつ病」と呼ばれるうつ病です。定型うつ病が「従来型うつ病」であるとするならば、こちらは「新型うつ病」と呼ぶことができるでしょう。新型うつ病は従来型うつ病とはまた異なる症状を持ち、治療法も異なります。近年問題視されている若年層に多くみられるうつ病は、こちらの場合が多いです。新型うつ病にかかると、「仕事や学校に行きたくない」と強く考えるようになり、時には体調が悪化し、休みを取る事態になります。しかし、休日になると元気になることもあり、趣味や好きな事柄には今まで通り取り組むことができます。これが従来型との大きな違いです。従来型うつ病患者は、自分の好きなことですら身が入らず、生きる上で必要な睡眠や食事をとることもできなくなることがあります。しかし、新型うつ病患者にはこのような症状はほとんど見られず、逆に過食や過眠の症状が出るケースがよくみられます。このように、従来型と新型とは全く異なる症状を持つうつ病であるため、同じ治療法をとっても効果は期待できません。新型うつ病の治療には、「生活リズムを正す」ことが最も重要です。一日の行動目標を立て、それを確実にこなすことで症状はだんだんとよくなります。目標は、ご家族と共に立てるのも良いでしょう。この規則正しい生活習慣を身に着けることを第一に、抗うつ剤はそのサポートのために用います。